足場板のおはなし


「足場板」とは、そもそも工事現場で作業員さんが乗る板のこと。

今や金属製の足場板が主流となっていますが、関西以西を中心に高速道路や橋梁などの建設現場では、現在も杉の足場板が使われています。

板は平均して3〜5年、雨や風、厳しい夏の日差しや凍てつく冬の寒さなどの過酷な条件下で利用されます。人命をあずかる部材ゆえ、強度に不安を覚えたら早々に現役引退の運命となります。

WOODPROは創業以来、杉足場板の販売やリースを行ってきました。

クタクタ、ボロボロになって帰ってくる板も多く、それらはずっと不良材として廃棄されるしかありませんでした。

「もったいないのぉ。なんとかならんのか。」

先代のその口癖が引き金となり、足場リサイクルに本格的に取り組むこととなりました。





プランターを作ったり、家具や什器を作ったり、内装資材として再利用したりと、無駄なく使い切るよう工夫しています。

人の営みの温もりがぎゅっと凝縮された素材「杉足場板」の良さを最大限に活かし、「ものの命ある限り使い切る」。それがWOODPROのモノづくりの原点となっています。



WOODPROの杉足場板家具


古びて、丸くなった角。傷の残る面。

WOODPROの家具は足場板として使われてきた木の味わいを活かした家具です。

杉は木材としては柔らかく、必ずしも家具に適した材料ではありません。100年前に作られたオークのアンティーク家具のような重厚さもありません。

けれども、使い古された杉足場板には、ぶつかるたびに自分自身を傷つけてきた優しさがあります。

木のぬくもりが生活の中にすーっと溶け込む、シンプルで優しい家具。

その空間がなんとなく柔らかく、人の心まで和ませてくれるような家具。

そんな家具づくりをWOODPROは心がけています。






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